美木多 幼稚園

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01 4月 2025

園庭開放のお知らせ

下記の日程において、午前10時30分~午前11時30分に未就園児を対象とした園庭開放を行います。 送迎バスもありますので、ぜひお越しください。 4月25日(金) 5月14日(水)・21日(水)・30日(金) 6月 2日(月)・ 4日(水)・23日(月)・25日(水) 7月 2日(水)・ 9日(水)・14日(月) 8月29日(金) 9月 1日(月)・12日(金)・17日(水)・22日(月)・29日(月) 送迎バスのご案内 午前 9時55分 はつが野6号公園 午前 9時58分 はつが野4丁(メグリエシティ案内センター道路反対側) 午前10時10分 和泉中央公園芝生広場 午前10時20分 泉北鴨谷台郵便局(光明池センタービル) 午前10時20分 美木多幼稚園専用駐車場(堺市南区美木多上147番地) 完全予約制となりますので、お電話にてご予約ください。 📞072-296-0011  

01 4月 2025

ご入園、ご進級おめでとうございます。

心よりお祝い申し上げます。さて、いつまでも寒さが続くと思っていた3月も、4月に近づくにつれて、一挙に夏日に変身です。可哀そうな名前をもらったボケの花も急に赤い色の花をつけ、桜の蕾も今か今かと花びらを爆発させる瞬間を待ち構えています。土の中でじっと忍耐強く待っていた草花も、惰眠を貪っていた動物たちも、活動再開です。私たち人間も、震えていた冬から暖かな春に接して、心や体が浮き浮きと鼓動し始めました。生きとし生けるもの全て歓喜の瞬間です。生きていて良かった、友達に会えて良かった。旅に出ることができて良かった。公園でボール蹴りしたり、かくれんぼしたりして一日中遊び疲れて良かった。私たちには見えない何か大きな存在が冬の厳しさ、夏の酷暑そして春や秋の穏やかな瞬間を、時には厳格に時には柔和の目で、私たちはその生きざまを試されているようです。この時期よく言われる諺に「養花1年、看花3日」があります。一年かけて一生懸命育てた花も見るのはたった3日、しかしこの3日の為に人は1年かけて一生懸命花の世話をする。換言すれば努力を惜しまない。そしてそれを誰も無駄とは言わない。この3日間の花でも、無情な強風によって1日しか花を見られないこともある。然しこの脆くて、儚く、すぐに散ってしまうからそれ故、より一層私たち日本人の心に訴えるものがある。そんな無常観やはかなさ、頼りなさを愛でる事によって日本人の細やかな心情が生まれ、それが現在にまで受け継がれてきた。若い人の中には今は昔と違うという人がいるが、根本的にその深淵には同じ血が脈々と流れている。私たちは仲間、そしてお互いが掛け替えのない宝物なのです。入園されてきた皆さん、入園おめでとうございます。皆さんがやって来て、私たちの仲間になるのを今か今かと待ち望んでいました。これからは在園時の皆さんとたのしく、元気に一緒に過ごしましょう。わからないこと、不安なことがあれば何でも聞いてください。寂しくて、泣きたいと思ったとき、先生は優しく皆さんを抱きかかえてくれます。一緒に遊びましょう。一緒に遠足に行きましょう。一緒に音楽や絵本を学びましょう。一緒に運動会に参加しましょう。劇の練習もしましょう。お友達をたくさん作りましょう。何もできない、何もわからないと言って悲しまないでください。誰もが始めはそうなんです。先生はいつもどんな時でも皆さんのことを目を細めて、優しく大事に見守っています。進級した皆さん、幼稚園では先輩です。いろいろなことを知っています。新しく入ってきたお友達にもいろいろ教えてあげましょう。保護者の皆様、大事なお子様の幼児期の保育・教育を私たちに任せていただき、本当にありがとうございます。「三つ子の魂百まで」、幼児期は人生の根幹を形づくる大事な大事な時期です。その事を十分認識したうえで、将来子どもたちが立派に成長して大人になっていくことができますよう、教職員一同力を合わせて取り組んでまいります。幼稚園では子どもたちは様々な経験を積み、いろいろな環境の中で体験を重ねます。又様々な教育活動を行うと同時に、人としての豊かな情操教育にも取り組んでまいります。又認知能力だけでなく、非認知能力の涵養にも努めてまいります。小学校との架け橋教育も今話題になっています。卒園式の時にはこの幼稚園に入園させて本当に良かったと言ってもらえるよう、教職員一同、身を引き締め、心を新たにして邁進してまいります。4月、卯月、入園進級の月、大きな夢と希望を乗せて、いざ、未知の国への出発です。 初代園長 宮下紀久子が好んだ島崎藤村の千曲川旅情の詩より 昨日またかくてありけり、今日もまたかくてありなむ、この命なにを齷齪、明日をのみわづらふ いくたびか栄枯の夢の 消え残る谷に下りて 河波のいざよふ見れば 砂まじり 水巻きかへる 嗚呼古城なにをか語り 岸の波なにをか答ふ 過し世を静かに思へ 百年もきのふのごとし  千曲川柳霞みて 春浅く水流れたり ただひとり岩をめぐりて この岸に愁いを繋ぐ  

01 3月 2025

梅の花が満開、弥生三月

庭の一輪の清楚な白い梅の花がいつの間にか仲間を増やして、三分咲きになり、それが七分になって、満開になった。いよいよ弥生三月の到来です。長い眠りから目を覚まし、命の活動を始めました。少しは例外があるとしても、異常気象には関係なく、ほぼ決められた季節にそれぞれの樹木はそれぞれにふさわしい装いをまとっておめかしをする。樹木や花々は私たちを裏切ることなくその季節が来たことを知らせてくれる。人間だったら体内時計、植物だったら何というのだろうか。様々な事象を見せられ、意識するにつれて、私たちは本当に自然の中で生きる、生かされているちっぽけな存在だという事を痛感させられる。ある人が出てきて、様々なことを行い、暴論や強い口調を繰り返して脚光を浴びても、所詮それはコップの中の小さな争いや揉め事、自然の輪廻の流れには逆らうことはできない。そんな自然に生かされて 12か月目、三月、一年の節目を迎えました。生活音楽発表会の時にも、思いを述べさせていただきましたが、本当に一年間の子どもたちの成長にはすごいものがあります。あんなこと、こんなことが言えなかった、あるいはできなかった事、それが大人の想像を超えるくらいの速さで次々と達成していく。その発言にはまだまだ幼さが残ると言え、大人顔負けの口調や話し方、内容になったりする。又行動面においても、優しさや指導性、協調性を発揮し始めてきた。最近よく言われる非認知能力がますます身についてきた。年長さんはいよいよ卒園、巣立ちの時がやってきました。幼稚園で学んだこと、遊んだこと、一生懸命練習したこと、遠足に行き、田畑に出かけたこと、山に登ったこと、楽しかったこと、しんどかったこと、涙を流したこと、友達になったこと、様々なことを幼稚園で身に着けました。皆さんは立派に随分大きく成長しました。もうどこの小学校に行っても、誰にも負けることはありません。誰とでも友達になって、うまく小学校生活を送ることができます。今、文科省では小学校と幼稚園との架け橋教育のことが盛んに言われ始めました。幼稚園で最高の教育を受けた子どもたちが小学校の一番低学年になっても、様々な面で、うまく乗り切っていくことができるように小学校と幼稚園が今まで以上に連携を密にしてその能力を高めていきます。卒園児の皆さんは幼稚園の在園生活で、今の年齢以上のことを学び、経験しました。正々堂々と自信をもって小学校の門をくぐってください。年少年中の皆さん、「三つ子の魂百まで」の諺通り、皆さんの人生の根幹部分は幼稚園生活で十分会得したと思いますが、残りの年中年長でそれをより完璧なもの、充実したものにしていくと同時に、今まで以上に認知能力だけでなく、友達をたくさん作ったり、何事にも意欲的に取り組んだりして、非認知能力も高め、幼稚園生活を一緒に楽しみましょう。最近読んだ本や新聞から次の文章が気になりました。「子供の頃の楽しい思い出など何一つない。思い出したくないことばかりだった。それに対して、今このように命があって、生かされているということは、あなたに誰かが寄り添ってくれていた何よりの証拠です。人は一人では絶対に生きていけないのです。一人ひとりの命は無数の縁によって育まれたものです。そう考えれば決して命を軽んじたり、無駄にしたりすることはできません」又アメリカの有名人、デービークロケットの言葉「私の判決は一度も控訴されなかったし、仮に控訴されたとしても、覆されることはなかった。なぜなら、常識の正義と人間同士の誠実という原則に基づいて判決を下したものであり、又人間本来の判断力を信頼し、法の知識を信頼しなかった。私は生まれてこのかた法律の本など一ページでも読んだことはない」若干の極論と思えなくもないのですが。

28 2月 2025

満開の梅の花(つきぐみ、そらぐみ)

つきぐみは大好きな絵本を読み、そらぐみは幼稚園に咲いているきれいなお花を見て過ごした後にみんなで出発!! 今日はつきぐみとそらぐみがお散歩に行きました。途中でバスやパトカー、宅急便など、たくさんの車を見つけてとても楽しいお散歩になりました。そして満開のきれいに咲いている梅の花を見て春を感じた子どもたちでした。                      

保護中: 音楽・生活発表会予行Ⅱ部

今日は大雪が観測されました。 今週は降雪がなくとも、路上凍結の恐れがあります。幼稚園バスはノーマルタイヤのため雪道に適していません。 バス通園児で送迎にご協力いただけます方は園までお知らせください。 ヒラソルバスも同様です。可能な限り、お迎えのご協力をお願いします。     昨日と今日は音楽・生活発表会予行を行いました。            

03 2月 2025

豆まき集会

節分のペープサートを見て、みんなで「鬼は外!福は内!」と鬼を退治しました。的当てを楽しんだ後には大きな鬼がやってきました。チコスのみんなは大きな声で鬼を追い払い、豆まきを楽しみました。 豆まき集会の後は、それぞれのクラスでパズルで遊んだり、園庭で遊んだりして楽しみました。                                    …

01 2月 2025

大気が澄み渡り、月や星が最も美しく見える如月

一年で一番寒い2月がやってきました。 解けかけた氷が再び凍てつくような寒さの空気で凍り付く頃であり、大気が澄み渡り、月や星が最も美しく見える2月です。日本の四季は空、山、森、野原、田畑、花々等、大自然が大きな役割を担っています。そんな自然界の中で私たちは生かされている事に大きな感謝を持ちたいものです。「冬来たりなば春遠からじ」大学の共通テストが終わり、その結果を参考にしながら「思ったよりも良かったからもう一ランク上をねらおうか」「失敗したから、浪人は嫌だから、一段落とそうか」揺れ動く受験生が多い。「貴重な青年時代を誰でも入学できる制度に変えて、もっと楽にした方がよい」とか「いや青年時代の勉学や努力は将来の大きな成功の糧になるのだから、苦労するのはあたりまえ」様々な意見が交差する現実、「今苦労するのがいいのか、後で苦労する方がいいのか」と説得して、子どもに勉強へのドライブをかける親も多い。しかし日本人よりもアメリカ、欧州の人たちの方がもっと勉強し、努力しているのではと思う。その時にいくら睡眠を削っても、後になって思い出せば、案外楽しい思い出になっている。それと同時に自分一人の努力、精進だけで自分がうまくいったと思ってほしくない。その人には誰かが寄り添ってくれていた。人は一人では絶対生きていけない。一人ひとりの命は数多くの縁によって育まれてきた。そう考えると命を軽んじたり、無駄にすることは絶対にできない。日本の冬は寒い、寒いと言う。しかし最近シカゴから一時的に帰ってきた息子はシカゴでは-20度の日がよくあるという。雪がほとんど降らないが、川も凍り、寒さを通り越した寒さだそうだ。そんな厳寒の地に家族の一員として、ひよこ組と小学一年生の孫が行った。大学の医学研究員として働いている親の下で、どのような変化を遂げて日本に帰ってくるのだろうか。55年前にアルゼンチンで2年半を過ごしたことがオーバーラップして頭に浮かんでくる。突然の出来事であった。ブラジル出身、家族を連れてアメリカに移住したゴンカルべス、頭角を現し、今やアメリカ大手鉄鋼メーカーの経営者、その人が新年早々から日本製鉄のUSスティールの買収計画に関して吠えた。「中国は悪い。中国は悪だ。しかし日本の方がもっと悪い。我々はアメリカだ!日本!自分たちは何者なのかを理解していないことに気づけ。1945年の敗戦から何も学んでいない」年初から日本そして日本人を侮蔑するような発言、例え一企業家の言葉としても私たちは看過できない。世界は混沌としている。相手を罵った方が好ましいと考えているのだろうか。相手を強く非難し、強弁し、言葉でやり込める事によって、頼れる者のいない社会で人生を切り開いてきたのだろうか。本人も死ぬとは自覚していない一瞬のうちに何の罪もない10万人の民間人が虫けらのように殺害された原爆投下、それを乗り越え、恩讐の彼方でアメリカと歩調を合わせてきた日本、私たちはもっと主張すべきことも多い。日本人は幸せに生きるという事は周りを幸せにすることであるという考え方がしみついていて、そのために無私と忍耐を培う必要があると教えられてきた。幸せな人生を送る為には?と聞かれ、ある人は「正直に生きるという一点に尽きます」と答えた。「人をだましたり、うそをついたり、人生において、自分の利益しか考えられないような人は表情を見ればわかる。その人が歩いた生き方は顔に出るんです」と付け加えた。 今月は一年の掉尾を飾る、幼稚園にとって大きな行事、音楽・生活発表会があります。舞台で、又楽器を前にしての練習、練習の毎日です。子どもたちは年齢を超えた大きな成長を遂げていると思います。そんな努力の成果を保護者の皆様に披露します。二月、如月(きさらぎ)、寒い、しかし希望の月、今月も応援よろしくお願いします。

01 1月 2025

前を向いて今年も進もうー2025年1月のことばー

2025年1月1日、新しい年、新しい月日が始まりました。 あけましておめでとうございます。 年の瀬の喧騒がどこへ行ったのかのように静まり返り、家の内外に何かしら厳粛な空気がみなぎっています。家の前を通る神社の参拝客にも、気のせいか昨日までの佇まいとは異なって感じてしまう。無事に新年を迎えることができたことを神様はじめ、様々な人に感謝の気持ちを伝えねばなりません。人はどんな逆境や窮地にあっても、最後の一瞬まで希望を忘れてはならない、これはよく言われる言葉です。前を向き、活力にあふれて生きようとする人はこの信念を無条件に祝い、大きな夢を託すものです。私たちの中には新年と言ってもそれは読みが変わるだけで、何も変化がない、平凡な日々の連続の一日に過ぎないと言う人もいます。 私たちが学校で習った鴨長明の方丈記冒頭文には「ゆく川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず、よどみに浮かぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人と栖又かくのごとし」(流れゆく川の水は絶えることがありません。しかもよく見ると、新しい水を常に入れ替えています。変化しています。流れが止まっている水面には、ブクブクと泡が浮かんできます。しかも大きな泡も生まれたかと思うとすぐに消えていきます。いつまでもふくらんでいる泡等見たことがありません。まさに人の一生も同じではないでしょうか。川の流れのように、幸せも悲しみも時と共に過ぎていきます。大切な家も財産もはかなく消えていきます)家も財産も一瞬のうちになくなる大変な時代に生きた鴨長明は無常感あふれる文章を書いていますが、正月は暦の連続性ではなく、新しい動きのあらわれとして、この方丈記を勝手に解釈してしまいます。昨年2024年はどのような年だったのでしょうか。大谷選手、パリ五輪、能登半島地震、裏金問題、トランプ氏圧勝、ウクライナと中東情勢、自民党過半数割れなど等の嬉しいニュースと悲しいニュース、見たり聞いたりしたくないニュースがありました。宗教、民族が異なると言うだけで、人を殺害することを平気でできるのでしょうか。日本にも最近外国人とのいざこざが頻発していることの懸念もあります。矛盾に満ちた世界、ダブルスタンダードの基準、独りよがりの政策、世界がもっと楽しく、有意義に生きることを学ばねばなりません。せっかく日本の被団協(日本原水爆被害者団体協議会)がノーベル平和賞をもらったのだから。2年前の文章では日本の出生数が80万人を切る事の不安を書きました。そして今、70万人を切ることがささやかれています。ある幼稚園の経営者は幼稚園の未来は明るくないと言って、子どもを幼稚園以外に就職させました。しかし子どもたちがいる限り、幼稚園の存続、存在意義はあり得ることだと私は思っています。その対策の先頭に立っているのが、三原じゅん子大臣、子ども政策、少子化対策、若者活躍、女性活躍担当です。若い時の活動からすれば、今の職責は隔世の感があり、任命権者の決断はある意味英断であると思います。丁度堺市の民間人校長にアメリカ人が抜擢されたように、教育委員会の素晴らしい決断だったのでしょう。過去や国籍や民族での判断基準の変更は必然的なものになってきました。私たちの社会に大きなプラスになるのか、はたまた社会に大きな亀裂を生み出すことになるのか、避けて通れない大きな問題かもしれない。今学期は音楽生活発表会の大きな行事があります。今それに向けて先生と子どもたちは必死です。又3月には卒園式で、年長さんは巣立っていきます。それぞれの学年の子どもたちも進級を迎えます。子どもたちは一歩一歩大きな成長過程のレールに乗っています。いつの間にかこんなこともできるようになったことも目立ってきました。幼児期は人生で一番大切な成長、発達の基礎作りの時期、これまで同様、積極的に取り組んでまいります。子どもたちの未来は前途洋々です。私たち大人はそれが実現できる環境作りを頑張っていきましょう。保護者の皆様には今まで同様のお力添え、ご支援、よろしくお願い申し上げます。輝かしい初日の出に向けていざ出帆です。Bon voyage.    

27 12月 2024

1年のご協力とご支援に感謝申し上げます。

今日で、今年の保育が終了いたします。   自然の営みや季節の移ろいを実際に体感できるチコスならではの保育を考え、取り組んできました。 この間にいただきました、ご支援、ご理解に深く感謝申し上げます。 ありがとうございました。   皆様、よいお年をお迎えください。