3月、4月に比べれば、天気が安定し、過ごしやすい日々が続き、かすかに夏の気配も感じられるようになりました。 目にまぶしいほどの新緑色に化粧した木々の隙間から漏れる木漏れ日、自然と足がその息吹を求めて、戸外に私たちを誘っています。 五月晴れといったら、それは旧暦の6月のことだと怒られそうだが、今はもう立派に5月の素晴らしい日を表現する言葉に変わった。 人生が限りあるものである以上、この素晴らしい季節を無視することは人生の終末期になってきっと後悔する。 活力みなぎる大地から沢山のエネルギーをいただいて、この時期、大きな成長の糧としたい。今月1日はメーデー、昔は会社が休業になり、揃って扇町公園などに行ったものだ。 60年近く前を思い出す。 「諸国民との協和による成果と我が国全土にわたって自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こる事のないようにする事を決意し、 ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する」 前年の11月3日公布、この日、5月3日施行された。日本を占領したマッカーサーは昭和20年10月、日本政府に対し憲法改正を命じた。 日本政府は草案を起草したが、マッカーサーは満足せず、別の草案を起草して、その採用を日本政府に要求した。 このいきさつから、日本人が作ったものでないので、様々な齟齬が発生し又種々雑多な意見もあり、日本国憲法の改正が大きな争点となって浮上している。 そして5月5日は「こどもの日」、児童憲章第1条で「すべての児童は心身ともに健やかに生まれ、育てられ、その生活を保障される」と高らかに子どもの権利が謳われている。とは言っても、まだまだ子供に対する遺棄、暴力などの連鎖が起こり、悲惨な事件が報道されることも後を絶たない。子どもと親の関係は主従の関係でなく、一人の人間としての立場が尊重される以上、私たちは子どもに対しての言動には十分その人権に配慮し、順守していかねばならない。鯉のぼりを立て、武者人形を飾って子どもたちの健康と成長を祝う子どもの日、男の子も女の子も立派に素直に育ってほしいと願うのは世の親御さんの共通の願い、与えられた人生を完璧に全うしてほしいものだ。 先日ある雑誌で東北大学の先生と幼稚園の園長との対談を読んだ。 「スマホ中毒の親に育てられた子がスマホ中毒になるというのが今の親子関係の図式です。 そういう環境で育った子は他人とのコミュニケーションを結んできていないので、他者の気持ちが理解できない。親との愛着形成が不十分であることから、例えば他の大人をなかなか信じる事ができず、自分の感情を抑えることができないという傾向が出てくる。朝ご飯を一緒に食べる。 ただそれだけのことが子どもたちの学ぶ意欲を高めると分かった」スマホ、タブレットの利用と学習意欲、学力の関係を調べてたら「スマホ、タブレットの利用が思った以上に学力を引き下げていることがわかりました。 インターネットを毎日のように使っている子どもたちの脳は言葉や情報伝達を掌る領域をはじめとして、かなりの部分で発育が止まるという信じられないデータが出ました。 スマホを全く使用しないことは難しいとしても、せめて勉強するとき、寝る時に電源を切る週間は高校生に限らずスマホと向き合う上でとても大切なことだと思います」「幼児期というのは最も大事な母国語の獲得の時期なんです。…